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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ak-008 |
画家名:ニコラ・プッサン |
作品名:スキピオの自制 The Continence of Scipio, 1640 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
スキピオの自制 The Continence of Scipio, 1640
サイズ: 163 cm × 114 cm プーシキン美術館蔵
作 者:ニコラ・プッサン
スキピオ・アフリカヌスは、ローマとカルタゴが戦った第二次ポエニ戦争の時のローマの将軍で、この時のカルタゴには象でのアルプス越えで有名なハンニバル将軍がいます。 スキピオの自制は、彼がスペインのカルタヘナを包囲していた時のエピソードです。 スキピオが、カルタヘナのルキウス王子の婚約者の姫を人質にとったため、ルキウスが多くの身代金を持って人質を解放するよう交渉にやってきました。 スキピオは、その交渉を拒否し、彼の女癖の悪さや傲慢さなどを聞いていましたが、俺たちは友達になるから、身代金などいらないと彼の婚約者を解放しました。 ルキウスは、身代金ではなくプレゼントだから受け取れと言ったので、スキピオは受け取りましたが、すぐに結婚祝金だと言って、ルキウス戻してしまったとのことです。 その後、このルキウスが、ローマ軍で活躍したのは言うまでもありません。
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