インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ai-012
画家名:グイド・レーニ
作品名:ローマ後期の鎧を着た大天使ミカエル/
The Archangel Michael wears a late Roman military cloak and cuirass  
画 像:
【絵画解説】 
ローマ後期の鎧を着た大天使ミカエル
The Archangel Michael wears a late Roman military cloak and cuirass  
サイズ: --- cm ×--- cm  イタリア・骸骨寺蔵
作 者:グイド・レーニ

 ミカエルは、ダニエル書に3度登場し、ラビ達に天使を神と人民の仲介者として崇める事を禁じられたにもかかわらず、人民の子供達のために立ち上がった偉大な王子としてユダヤ教の中で、確たる地位を得ています。
 また、ヨハネの黙示録で、ミカエルは、神の軍団を率い、天国での悪魔の軍団との戦いにおいて、サタンを倒す役割をします。
 ユダの手紙の中にも、大天使ミカエルとして登場し、4世紀ごろになりキリスト教の聖域に、最初は癒しの天使として現れ、次にキリスト教の守護者となり、悪の軍団に対する神の軍団のリーダーとなっていきます。
 このため様々な教会で、彼に対する崇拝が人気を得ているようです。

 この絵では、神の軍団を率いるローマ後期の鎧を着た大天使ミカエルが、悪魔の軍団のリーダーサタンを踏みつける場面が描かれています。


 
   
 
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