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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ah-001 |
画家名:フィリップ・ド・シャンパーニュ |
作品名:1662年の奉納画 Ex-Voto de 1662 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
1662年の奉納画 Ex-Voto de 1662
サイズ: 164 cm × 228 cm ルーヴル美術館蔵
作 者:フィリップ・ド・シャンパーニュ
この絵は、ポール・ロワイヤル修道院(シトー会女子修道院)に奉納されたもので、二人がノベナ(神に願い事を9日間連続して祈る信心業)を行っている様子が描かれています。
光が当たり立膝で祈るのがアニエス・アルノーで、座って祈っているのがシャンパーニュの娘のシスター・キャサリンです。
シスター・キャサリンは体に麻痺があるため座って祈っており、二人の祈りの目的も神様がシスター・キャサリンの麻痺を治してくださるよう祈っています。
この信心業の後、シスター・キャサリンは、徐々に動けるようになっていったと言います。
ちなみに左上に書かれている文字はつぎのとおりです。
CHRISTO VNI MEDICO
ANIMARVM ET CORPORVM
SOROR CATHARINA SVSANNA DE
CHAMPAIGNE POST FEBREM 14 MENSI
(C)VM CONTVMACIA ET MAGNITVDINE
SYMPTOMATVM MEDICIS FORMIDATAM
INTERCEPTO MOTV DIMIDII FERE COR
PORIS NATVRA IAM FATISCENTE MEDICIS
CEDENTIBVS IVNCTIS CVM MATRE
CATHARINA AGNETE PRECIBVS PVNC(TO)
TEMPORIS PERFECTAM SANITATEM
CONSECVTA SE ITERVM OFFERT.
PHILIPPVS DE CHAMPAIGNE HANC
IMAGINEM TANTI MIRACVLI ET
LAETITIAE SVAE TESTEM
APPOSVIT
A° 1662
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