インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-af-010
画家名:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ
作品名:ゴリアテの首を持つダビデ/ David with the Head of Goliath, 1609–10  
画 像:
【絵画解説】 
ゴリアテの首を持つダビデ David with the Head of Goliath, 1609–10  
サイズ: 125 cm × 101 cm  ボルゲーゼ美術館蔵
作 者:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ

 ダビデとゴリアテの格闘は、旧約聖書に出てくるもので、イスラエル軍とペリシテ軍との戦いの中で起こったエピソードです。
 イスラエル軍とペリシテ軍は、それぞれ陣を敷き対峙していましたが、各々勇者を一人ずつだして一騎打ちで勝敗を決めようと合意していました。
 しかし、ペリシテ軍には、身長3mほどの巨漢ゴリアテがおり、イスラエル軍にゴリアテを倒せるような戦士が見つからずペリシテ軍に馬鹿にされていました。
 そんな時、イスラエル軍に参加していた兄に、食料を届けに来た羊飼いのダビデは、この話を聞き、立腹し、自分が闘うとサウル王に、申し出、王も適当な人物がいなかったため了承しました。
 ダビデは、イスラエルの主の神の名の元に闘うと言い、武装せず、羊飼いの格好のまま、杖と投石器で、ゴリアテに対峙し、投石器でゴリアテの額に、石をめり込ませ、倒れたゴリアテを、ゴリアテの剣を使って、首を切り落としました。
 これにより、ペリシテ軍は総崩れとなり敗走し、イスラエル軍は勝利し、ダビデの名声は高まりました。

 この絵では、額に傷があるゴリアテの首を左手に持ち、ゴリアテから奪い斬首した剣を右手持ち、ダビデは、悲しみと同情の表情をしているそうです。
 またダビデの持つ剣にH-AS OSと刻まれていますが、これはラテン語の”Humilitas occidit superbiam ”を省略したもので、「謙虚さが誇りを殺す」という意味だそうです。

 
   
 
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