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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-af-003 |
画家名:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ |
作品名:使徒パウロのダマスカス途上での回心 Conversion on the Way to Damascus, 1601 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
使徒パウロのダマスカス途上での回心 Conversion on the Way to Damascus, 1601
サイズ: 230 cm × 175 cm サンタ・マリア・デル・ポポロ教会蔵
作 者:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ
使徒パウロは、12使徒でなく、熱心なユダヤ教徒で、キリスト教徒を迫害していましたが、後にキリスト教に改宗し、新約聖書の執筆者となりました。
ある日、パウロが、ダマスカスへ馬に乗り旅していると、馬から道に落ちてしまい、目が見えなくなっていました。 近くにいたキリスト教徒のアナニアが、お告げにより祈ると、パウロの目から鱗のようなものが落ち、目が見えるようになりました。
すると「私はイエス、あなたを説得する者です。さあ、立ち上がり、町へ向かいなさい」との主の声が聞こえました。(使徒パウロの回心) これによりパウロは、キリスト教に改宗し、何人かの弟子と共に伝道旅行を行い、スペインまで赴いたとの伝承もあります。このような活動から、捕縛されローマに連行され、皇帝ネロにより殉教されたと言います。
この絵では、使徒パウロが聖なる出来事に歓喜する瞬間を描いています。
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