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| 番 号：070-ad-019 | ||||||
| 画家名：ディエゴ・ベラスケス | ||||||
| 作品名：聖パウロ Sant Paul (Velázquez）. 1619 | ||||||
| 画 像： | ||||||
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| 【絵画解説】 | ||||||
| 聖パウロ Sant Paul (Velázquez）. 1619 サイズ： 99 cm × 80 cm カタルーニャ美術館蔵 作 者：ディエゴ・ベラスケス 使徒パウロは、１２使徒でなく、熱心なユダヤ教徒で、キリスト教徒を迫害していましたが、後にキリスト教に改宗し、新約聖書の執筆者となりました。 ある日、パウロが、ダマスカスへ馬に乗り旅していると、馬から道に落ちてしまい、目が見えなくなっていました。 近くにいたキリスト教徒のアナニアが、お告げにより祈ると、パウロの目から鱗のようなものが落ち、目が見えるようになりました。 すると「私はイエス、あなたを説得する者です。さあ、立ち上がり、町へ向かいなさい」との主の声が聞こえました。（使徒パウロの回心） これによりパウロは、キリスト教に改宗し、何人かの弟子と共に伝道旅行を行い、スペインまで赴いたとの伝承もあります。このような活動から、捕縛されローマに連行され、皇帝ネロにより殉教されたと言います。 この絵には、大きな福音書を持って座るパウロの外套は、彼の初期の絵によく使われた土色で、景の暗闇の中の人物に光を当て、大胆な明暗のコントラストにより人物を浮き上がらせるテネブリズム（Tenebrism）の技法が見て取れると言われています。 |
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