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| 番 号：070-ad-010 | ||||||
| 画家名：ディエゴ・ベラスケス | ||||||
| 作品名：休息するマーズ/ Mars Resting 1640 | ||||||
| 画 像： | ||||||
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| 【絵画解説】 | ||||||
| 休息するマーズ Mars Resting 1640 サイズ： 179 cm × 95 cm プラド美術館蔵 作 者：ディエゴ・ベラスケス マルス（アレス）は、ゼウスとヘラの息子で軍神で、農業の守護神でもあり、恋人は、ヴィーナスであります。 ローマ神話の中では、ジュピター（ゼウス）に次ぐ重要な神様で、彼に関する祭りは、種植えなどが始まる３月（マルスの由来の月）にあり、収穫が終わる１０月からが農地拡大のための軍事行動を始めるようです。 ギリシャ神としてのアレスは、破壊の神ですが、ローマ神としてのマルスは、平和を維持する神と捉えられているようです。 ギリシャ神話では、トロイ戦争でのトロイ側の武将アイネイアースは、彼とヴィーナスの息子で、戦争後は、ローマに逃れてローマを創設したようです。 一方、その数代のち、ローマ神話で、マルスは、レア・シルウィアとの間にローマの建国者であるロームルスとレムスの子供をもうけ、ローマの父の位置づけがなされています。 この絵は、ベラスケスがミケランジェロの彫刻：沈思の人（il penseroso）に触発され描いたそうです。 |
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