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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ac-043 |
画家名:ピーテル・パウル・ルーベンス |
作品名:酔っぱらいのシレノス Drunken Silenus |
画 像: |
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【絵画解説】 |
酔っぱらいのシレノス Drunken Silenus
サイズ: 212 cm × 214 cm アルテ・ピナコテーク美術館蔵
作 者:ピーテル・パウル・ルーベンス
シレノスは、ギリシャ神話に登場し、馬の耳、尻尾、足を持つ森の人でしたが、酒神ディオニソスの従者になると人間の足を持つ禿げ頭で太った酔っ払いの老人に変わってきます。 彼は、酒神ディオニソスの善き先生であり友達でもあるそうです。 物凄い酔っ払いなので、仲間のサテュロスにロバに乗せてもらって運ばれたりしますが、この酔っぱらっている時に物凄い知識の披露や並外れた予知能力を発揮します。 例えば、酔っ払いの戯言だと思いますが、「人間にとって一番良いことは生まれてこないことだ、もし生まれてしまっていたら死ぬことだ。」と述べたりしたそうです。 道に迷った王に5夜連続で面白い話をしてもてなしたり、また、彼が触った物を金に変える能力があったそうです。
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