インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ac-041
画家名:ピーテル・パウル・ルーベンス
作品名:ソドムの町を旅立つロトの家族 The Departure of Lot and His Family from Sodom
画 像:
【絵画解説】 
ソドムの町を旅立つロトの家族 The Departure of Lot and His Family from Sodom
サイズ: --- cm × --- cm  ------蔵
作 者:ピーテル・パウル・ルーベンス

 ソドムとゴモラは、旧約聖書の創世記に出てくるユダヤの町で、これらの町への神の天罰による破壊の物語です。
これらの町の人々は、淫らな行為に耽り(同性愛含む?)、肉欲を追い求めていたため、神は火の雨を降らせ焼き尽くすとアブラハムに伝えました。但し、町に10人の正しい者がいれば滅ぼさないとも言いましたが、町には甥のロト以外にいませんでした。
 神は、ロトに「町を滅ぼすので家族とともに逃げなさい。決して後ろを振り返らずに」と告げましたが、彼の妻は振り返ってしまい、塩の柱となりました。
 その後、ロトと娘たちは洞窟に住みますが、ここで父親であるロトが酔って寝ている間に、二人の娘たちは父親と交わってしまい(近親相姦?)、それぞれ子供をもうけました。

 この絵には、二人の天使に促され、荷物を持ってソドムの町を離れようとするロト夫妻と2人の娘が描かれています。

 
   
 
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