インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。
番 号:070-ac-007
画家名:ピーテル・パウル・ルーベンス
作品名:三美神/ The Three Graces, 1635
画 像:
【絵画解説】 
三美神 The Three Graces, 1635 
サイズ: 221 cm × 181 cm  プラド美術館蔵
作 者:ピーテル・パウル・ルーベンス

 三美神は、、カリス(優美)と呼ばれ、3人かそれ以上複数おり、魅力、美、自然、創造性、豊穣を表しています。
 また、歌、ダンス、祭り、お洒落、休養、休息、幸福、花飾り、宴会、遊びなど人生の喜びを数人のカリスが受け持っています。
 3人の場合は、一般的にエウリュノメの娘たちで、若い順に、アグライア(華麗)、エウプロシュネ(歓喜)、タレイア(元気)の3柱の美しい女神たちです。
 3人は、ヴィーナスの従者をしており、ローマ神話ではグラティアエと呼ばれています。
 美術として描かれる場合は、3人が裸の姿でサークルダンスを踊っているのが一般的です。

 この絵は、ルーベンスのお気に入りで、彼が亡くなってからマドリード王宮に飾られ、その後プラド美術館に移りました。

 
   
 
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved
inserted by FC2 system