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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:070-ac-006 |
画家名:ピーテル・パウル・ルーベンス |
作品名:落ちた男 The Fall of Man 1628–29 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
落ちた男 The Fall of Man 1628–29
サイズ: --- cm × --- cm プラド美術館蔵
作 者:ピーテル・パウル・ルーベンス
この絵は、アダムとイブのエピソードで、聖書の創世記にあります。 神であるヤハウェは、天地創造後、土を使い自分に似せてアダムをつくり、アダムの肋骨からイブをつくりました。二人はエデンの園で暮らしましたが、神から禁断の果実(リンゴ)は食べてはいけないと言われていました。 ある日イブは蛇にそそのかされてリンゴの実を食べ、アダムにも食べさせてしまいました。すると自分たちが裸でいることが恥ずかしいと思うようになりました。
二人は、約束を破ったことにより神から楽園を追放されたため、地を耕して生活することになりました。
この絵は、ルーベンスの師匠ティツィアーノの絵を模したもので、当時のフランドルの宗主国スペイン国王フェリッペ4世の庇護のもと描かれたようです。
また、この絵の右側にブリューゲルがエデンの園を書き足したバージョンも存在します。
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