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番 号:070-ab-027
画家名:レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン 
作品名:放蕩息子の帰還(細部)/ The Return of the Prodigal Son, detail,  1669    
画 像:
【絵画解説】 
放蕩息子の帰還(細部) The Return of the Prodigal Son, detail,  1669    
サイズ: 262 cm × 205 cm エルミタージュ美術館蔵
作 者:レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン

 放蕩息子の帰還は、ルカの福音書に出てくる2人の息子のエピソードです。
 ある男に2人の息子がおり、弟の方が、生きている間に財産分与をしてほしいと言ってきたので分け与えました。
 この弟は、この財産を元に遠い国に行きましたが、散在し財産を使い果たし、ユダヤで忌み嫌われる豚の世話をして生活していました。
 こうした日々の生活をしているうちに、故郷が恋しくなり家路につきました。家に帰ると、父親は歓迎し祝宴を開いてくれましたが、兄はこれをたしなめ、弟を軽蔑しました。そんな兄に、父親は、お前はいつも私の元に一緒にいることができたが、弟の方は出ていかなければならなかった、そんな弟が戻ってきたのだから祝宴を開いてあげるのは当然だろうと言いました。これを聞いた弟は、親子の愛情に涙しました。
 このイエスのたとえ話と似たエピソードが仏教説話にもあります。


 
   
 
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