|
【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。 |
|
番 号:060-ah-007 |
画家名:ハンス・フォン・アーヘン |
作品名:十字架架刑 The Crucifixion |
画 像: |
|
【絵画解説】 |
十字架架刑 The Crucifixion
サイズ: 41 cm × 57 cm ------蔵
作 者:ハンス・フォン・アーヘン
キリストの磔刑(たっけい)は、イスカリオテのユダの裏切りを受け、ユダヤ教の指導者たちから、イエスがユダヤ教と相容れない教義を広め、人々を扇動しようとしていた反逆者であると、ローマ帝国へ告訴され、十字架に磔にされるという聖書のエピソードのひとつです。 ユダヤ総督ピラトの判決により、イエスは、服を引き裂かれ、胆汁を混ぜたワインを勧められ、十字架を背負い、これをゴルゴタの丘に運びました。十字架のイエスに対し、ローマ兵がナザレのイエス、ユダヤの王と声をかけ、亡くなるまで6時間ほどかかり、その間に超常現象が幾つか起きたとのことです。最後にイエスの死を確かめるために、槍を脇腹に突き刺したそうです。 デュスマスとゲスタスと呼ばれる泥棒二人も一緒に磔刑にされ、彼ら2人は、この世で本当に悪いことをしてしまったようですが、イエスの言葉により、一緒に天国へ行けたようです。
キリスト教では、メシアであるイエスが全人類を救うために、人々の罪を背負い身代わりとなって磔になったとされています。
この絵には、磔刑にされるイエスと泥棒の一人、イエスの十字架の足元には、スリーメリーズ(3人のマリア)、聖ヨハネ
、周りにはユダヤ教の指導者、ローマ帝国の役人等が描かれていると思われます。
|
|
|
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved |