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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:060-ae-013 |
画家名:アブラハム・ブルーマールト |
作品名:ウェルトゥムヌスとポーモーナ Vertumnus and Pomona |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ウェルトゥムヌスとポーモーナ Vertumnus and Pomona
サイズ: 98 cm × 125 cm 個人所蔵蔵
作 者:アブラハム・ブルーマールト
ウェルトゥムヌスは、ローマ神話に登場し、季節、変化、植物、庭園、果樹の神で、自分の意志通りに変身できる能力があります。 そんなウェルトゥムヌスは、美しい妖精ポーモーナに日ごろから恋い焦がれ、彼女に会うため、あれやこれやの作戦を立てていましたが会ってもらえませんでした。ある日、乗り気でなかった老女に変身すると、彼女の気も緩んだのか、彼女が育てている美しく豊かな果樹園に入ることを許されました。 老女に変身したウェルトゥムヌスは、そこで「イーピスとアナクサレテー」の物語を説き聞かせました。それは、求婚者イーピスが、美女アナクサレテーに結婚を断られ自殺し、それを悲しむ母親が率いる葬列を見たアナクサレテーが石に変身してしまい、その石は、今でもアフロディーテの神殿にあるという話しでした。 話し終えると、ウェルトゥムヌスは老女から元の美男子の姿に戻り、ポーモーナに求婚し受け入れられたとのことです。
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