|
【インターネット美術館・世界の名画】
このサイトでは西洋絵画史を簡単にご紹介させていただいております。 |
|
番 号:060-ae-012 |
画家名:アブラハム・ブルーマールト |
作品名:農夫が休む風景 Landscape with Peasants Resting, 1650 |
画 像: |
|
【絵画解説】 |
農夫が休む風景 Landscape with Peasants Resting, 1650
サイズ: 91 cm × 133 cm ベルリン国立美術館蔵
作 者:アブラハム・ブルーマールト
この絵には、牧歌的・田園的生活(パストラル)が描かれているのではないでしょうか。
牧歌的・田園的生活(パストラル)は、美術だけでなく、文学や音楽でも扱われている都市生活者による理想的な生活という主題で、多くの芸術家によって取り組まれました。 これは、自然と調和し、広大な地域を季節ごとに、牧草と水を求めて、家畜の群れを追って生活する羊飼いの生活を指します。 確かに、ストレスが多い都市生活を離れ、ゆったりと田舎生活を夢見るのは、現代人にとっても理想と言えるのではないでしょうか。 また、古代ギリシャにあり、今も地名として残っているアルカディア(理想郷、牧歌的な田園、ユートピア)は、このパストラルを発展させた考えです。
|
|
|
Copyright (C) 2005 Investassist all rights Reserved |