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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:060-ac-029 |
画家名:パオロ・ヴェロネーゼ |
作品名:エウロペの強奪 Ratto d'Europa, 1580 |
画 像: |
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【絵画解説】 |
エウロペの強奪 Ratto d'Europa, 1580
サイズ: 240 cm × 303 cm ドゥカーレ宮殿蔵
作 者:パオロ・ヴェロネーゼ
この絵は、ゼウスが牛に変身しエウロペを誘拐する神話の物語の一場面を描いています。 ある日、フェニキアの王女エウロペは、侍女たちと浜辺の草原で水浴びをしたり花を摘んだりしていました。 浮気性のゼウスは彼女を自分のものにしたくなり、白い立派な牛となり、彼女の前に現れます。彼女はこの牛に興味を抱き角に花飾りをしてあげたりして、遂にはその背中に乗ってしまいます。 牛と化したゼウスは、エウロペを背中に乗せるやいなや海の中に入り、そそくさとクレタ島へと運び去り、本当の姿を現します。そして彼女は、ゼウスとの間に3人の子供をもうけ、クレタの最初の女王となります。 ヨーロッパの地名は、彼女がゼウスに引きずり回された地が由来となっているそうです。
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