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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:040-ak-022 |
画家名:パリス・ボルドーネ |
作品名:水浴のバテシバ Bathsheba Bathing |
画 像: |
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【絵画解説】 |
水浴のバテシバ Bathsheba Bathing
サイズ: 234 cm × 217 cm ヴァルラフ・リヒャルツ美術館(ケルン)蔵
作 者:パリス・ボルドーネ
バテシバは、ヒッタイト人ウリヤの妻でしたが、ダビデ王の妻となり、後にダビデの後継者としてイスラエル王となるソロモンをもうける旧約聖書のエピソードのひとつです。 ある日、ダビデが王宮を散歩していると、裸で水浴中のバテシバを見つけ、関係を迫り、妊娠させてしまいます。 ダビデは、妊娠の濡れ衣を本当の夫ウリヤに着せようと、兵役の彼を自宅に帰そうとしますが、軍律に反すると断られてしまい策略が不調となります。 次に、ダビデは、ウリヤを亡き者しようと、彼を激戦の戦地に送り込みます。これは成功し、彼は戦死し、未亡人となったバテシバを、ダビデは妻に迎えることになります。 主は、このようなダビデの姦淫と謀殺に怒り、呪いをかけ、ダビデの息子の反乱などで内戦が勃発し王国は不安定化しました。
内戦が治まると、ダビデは、昔バテシバとした約束の通り、王位を長男のアドニヤでなく、彼女との息子ソロモンに継がせます。ソロモンは、第3代王として、イスラエルを繫栄に導きます。
この絵の奥の建物の2階から上半身だけを出している非常に小さい人物がダビデで、建物の描写はセリオの建築専門書からトレースしてとりこんだようです
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