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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:040-ak-021 |
画家名:パリス・ボルドーネ |
作品名:アテナとヴァルカン Atena and Hefesto |
画 像: |
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【絵画解説】 |
アテナとヴァルカン Atena and Hefesto
サイズ: --- cm × cm 考古学博物館(ミズーリ州)蔵
作 者:パリス・ボルドーネ
ヴァルカンは、ギリシア神話ヘーパイストスと同一視されるの鍛冶の神で、ウルカヌスなどとも呼ばれます。 ゼウスとヘラの息子にして、オリンポス12神の1柱で、母ヘラに地上に投げ落とされたため生まれつき足が不自由でした。
鍛冶の神であるため、神々のための宝飾品や武器をを作り、また妻は、美の女神ヴィーナスですが、たびたび浮気されていたようです。
特に、マルス(アレス)は、美の女神ヴィーナスの恋人と認識されて、ヴァルカンも浮気現場を目撃していたようです。
またアテナがゼウスの頭から生まれる際、ヴァルカンがノミでとハンマーで出してあげ出産に立ち会いました。
こんな妻に相手にされなかったヴァルカンですが、ある日、アテナが彼の鍛冶場に、自分の武器を鍛えてほしいとやってきた時に、女神アテナに欲情し、女神の足に精液をこぼし、そこから後にアテナイの王となるエリクトニオスが産まれました。
この絵には、武器を鍛えてもらうため ヴァルカンの鍛冶場を訪れたアテナに欲情し、アテナの腕を掴んだヴァルカンの姿が描かれているようです。
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