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番 号:040-af-017
画家名:ドッソ・ドッシ
作品名:バッカスの勝利 Trionfo di Bacco 1513-1514
画 像:
【絵画解説】 
バッカスの勝利 Trionfo di Bacco 1513-1514
サイズ: --- cm × --- cm  西iインドウエールズ候美術館蔵
作 者:ドッソ・ドッシ

 バッカス(ディオニュソス)は、ギリシャ・ローマ神話に登場し、葡萄の蔓や蔦が巻かれた冠を被り、酒杯を持つ豊穣神です。
 ゼウスとセメレの子ですが、人間のセメレが妊娠している時に、ゼウスが神本来の姿で会ったため、ゼウスの雷光でセメレが焼け死に、成長途中のバッカスを、お腹から取り出し、ゼウスの大腿に縫い込み産ませました。
 生まれた子は、セメレの妹イノ預けられますが、ゼウスの本妻ヘラは、怒り、イノの家族を狂気に陥れます。
 その後、ブドウの栽培でワインをもたらしたり、サテュロスを従え彷徨いながら魔術・呪術を身に着け、狂信的信者をあちこちに獲得します。
 そして、底なしのレルネの沼を抜けて、冥界に行き、冥界の女王ペルセポネに贈り物をして、母親のセメレを連れ戻し、神の仲間入りを果たし、ヘラとも和解します。

 この絵には、酒の神バッカスが神輿に乗り、あちこちを廻り、ブドウの栽培でワインをもたらし、サテュロスを従え彷徨いながら魔術・呪術を身に着け、狂信的信者をあちこちに獲得している様子を描いているのではないでしょうか。
  
   
 
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