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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:040-af-012 |
画家名:ドッソ・ドッシ |
作品名:ダフネを失ったアポロ Apollo suona la lira dopo aver perso Dafne |
画 像: |
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【絵画解説】 |
ダフネを失ったアポロ Apollo suona la lira dopo aver perso Dafne
サイズ: 1194 cm × 118 cm ボルゲーゼ美術館蔵
作 者:ドッソ・ドッシ
ある日、アポロンは、エロス(キューピッド)に、お前の矢で僕を射って、恋をさせることができるのかと馬鹿にしました。 そこでエロスは、近くの川で水浴していたダフネを好きになるように金の矢で、アポロンを射り、男を嫌いになる銅の矢をダフネに射りました。 銅の矢を射られたダフネは、アポロンの妹アルテミスに倣い、純潔を守り、言い寄る男を撥ね付け、森で狩りをするようになります。 そんな彼女を、アポロンは追いまわしますが、彼女は逃げ回ります。そこで、アポロンがダフネを捕まえられるようエロスが助けてくれるまでの追いかけっこが始まります。 そして、アポロンが、彼女に追いつく寸前に、彼女が父親に助けてと言うと、彼女の体はみるみるうちに月桂樹の木になってしまいました。 アポロンは、悲しみましたが、彼女への永遠の愛の証しとして、月桂冠を身につけ、竪琴と矢筒に月桂樹を描き、月桂樹を決して枯れない木としました。
この絵には、真ん中の左側に、月桂樹に変わりゆくダフネが小さく、手前にバイオリンを弾こうとするアポロンが大きく描かれています。
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