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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:030-ag-004 |
画家名:ジョヴァンニ・ベッリーニ |
作品名:神々の饗宴 The Feast of the Gods 1514 |
画 像: |
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【 絵画解説】 |
神々の饗宴 The Feast of the Gods 1514
サイズ: 170 cm × 188 cm ワイドナショーコレクション蔵
作 者:ジョヴァンニ・ベッリーニ
神々の饗宴は、グレコローマンの神々の祝宴がテーマで、古代まで歴史を遡れますが、ルネサンス期に復活し、そのヌード姿とともに人気を博しました。 主にクピドとプシュケ、ペレウスとテティスの婚礼での様子、または「バッカスの酒宴」、「ネプチューンとアムピトリーテの結婚」、「アケローオスの祝宴」など神話の中のエピソードが描かれています。
ペレウスとテティスの婚礼の物語の中には、エリスにより宴会場に「最も美しい人へと書かれた不和の金のリンゴ」を投げ入れられて邪魔されたり、「パリスの審判」を引き起こしたり、遂にはトロイ戦争へと繋がってしまうエピソードもあります。このリンゴは、中にいるエリスが持っていたり、テーブルに置いてあったり、何らかの形で描きこまれいるようです。
この絵は、オーヴィッドの祭暦の一場面で、牧歌的風景の中で、ニンフやサテュロスが給仕し、ジュピター、ネプチューン、アポロンなどの神々が座って飲み食いをしている様子が描かれています。
右側の方で、豊穣神プリアポスが、寝ている妖精ロティスのスカートの中を覗き見ようとしていますが、シレノスのおならで企てが失敗し、みんなから笑われてしまうようです。
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