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【インターネット美術館・世界の名画】
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番 号:030-ag-001 |
画家名:ジョヴァンニ・ベッリーニ |
作品名:荒野のヒエロニムス/ St. Jerome in the Desert 1455 |
画 像: |
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【 絵画解説】 |
荒野のヒエロニムス St. Jerome in the Desert 1455
サイズ: --- cm × --- cm バーバー美術館蔵
作 者:ジョヴァンニ・ベッリーニ
聖ヒエロニムスは、4世紀頃、イタリア北部で生まれたキリスト教の神学者で、ローマ留学やシリアの砂漠での放浪生活を経て、習得したビザンチン語やヘブライ語でキリスト教神学の研究を行いました。 その後、ローマ教皇ダマスス1世のもとで、それまでなかった聖書のラテン語版の作成に取り掛かりました。 ダマスス1世が亡くなった後、教皇の支援が無くなりましたが、独自に翻訳活動を続け、後のカトリックの標準聖書「ウルガタ」訳聖書を完成させたと言われています。(異説あり) また、福音書に対する彼の見解を載せた著述やローマのような大都市でのキリスト教信者の道徳的生活に対する教義も残しています。 特に、聖ヒエロニムスは、当時の貴族階級の女性たちとの付き合いで、女性はどのようにイエスに対し献身的生活を送るべきか、なども説いていたようです。 仏教で言いますと、仏教の経典を漢訳した鳩摩羅什のような存在なのでしょうか。
この絵では、荒野の中で、聖ヒエロニムスが聖書を見ながら、ライオンに対し説教をしているようです。
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