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【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-be-017 |
主題名:マリアナ Mariana |
【主題解説】 |
マリアナは、「尺には尺を」(シェークスピア作)を元に、英国の詩人アルフレッド・テニスンが吟じた詩です。
彼女は、船の難破で持参金を失い結婚相手アンジェロに婚約を破棄され、社会との縁を断ち切り館に閉じこもりますが、彼への想いは募るばかりでした。
貴族クローディオは、結婚予定のジュリエットと婚前交渉をしてしまい、これをウィーン公爵代理アンジェロに咎められ死刑を宣告されました。
このため幽閉されたクローディオは、妹イザベラを使いに出し、アンジェロを懐柔させようとしましたが、アンジェロはイザベラに自分と寝るのなら考えてやろうと卑劣なことを言います。
修道士に化けてアンジェロの仕事ぶりを観察していたウィーン公爵は、一計を案じベッドでイザベラとアンジェロのかつての婚約者マリアナを入れ替えさせ、計画はうまくいきました。
しかし、アンジェロは約束を守らなかったため、公爵が本性を表しアンジェロに罪を認めさせますが、アンジェロとマリアナが結婚すことになったので罪を許したそうです。
ウィーン公爵は、まるで悪人を成敗する「遠山の金さん」のようですね。
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