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【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-aj-001 |
主題名:この人を見よ(エッケ・ホモ) Ecce Homo |
【主題解説】 |
この人を見よとは、ローマ帝国ユダヤ総督ポンテオ・ピラトの法廷で、茨の冠をつけ、鞭で打たれ、葦の錫を持ちユダヤの王だと人々から嘲笑されるイエスを指してピラトが発した言葉です。
ユダヤの戒律を犯したとの祭司長などからの訴えはあったもののピラトは、イエスを罰することに気乗りしていませんでした。
ですから、イエスのこのような姿を見せればユダヤの人たちも赦免する気持ちになるだろうと、判決を下す前にこのようなことを言ったようです。
しかし、祭司長たちをはじめ民衆の気持ちは動きませんでした。ピラトは、ユダヤ総督として、この地を安寧に治めるため、仕方なく磔刑を命じたようです。
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