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【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-ah-010 |
主題名:クロイソス Croesus |
【主題解説】 |
クロイソスは、紀元前500年頃のギリシャのリュディア国王で14年の統治の後、ペルシャにより滅ぼされました。
彼は、エレクトロン貨と言われる最初の金貨を流通させ、その富の豊富さと、王朝の陥落がカレンダーの起点になったことで有名です。
○ ソロンとの会話
ソロンは、当時、政治制度改革で民主主義を普及させ、経済改革、道徳改革などを行ったギリシャの賢人です。
クロイソスは、自分の巨万の財宝をソロンに見せ如何に自分幸福かを示しましたが、ソロンは自分の方が3倍は幸福だと言いました。
幸福だったかどうかは、その人が亡くなってから判断され、戦争で亡くなっても国のためとか、残された人に祈ってもらえているとかで、今のクロイソスの神への冒涜的富は、息子の突然死、妻の自殺、ペルシャによる侵略などにつながるとのことでした。
これは、「誰が一番幸せか」という古い哲学的命題で、後年の作り話のようです。
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クロード・ビニョン |
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