インターネット美術館 【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-ag-021 
主題名:吟遊詩人 ピンダリック・オーデ The Bard. A Pindaric Ode
【主題解説】
 吟遊詩人 ピンダリック・オーデは、1757年トマス・グレイ作で、エドワード1世によるウェールズ征服時代の頃の叙事詩と言われます。
 ウエールズのハープ音楽によって語られる中世の物語にヒントを得たもので、英国ロマン主義の源流の中での最初のケルト文化再生の作品と見做されています。

 常勝のエドワード1世軍がコンウィ川近くのスノウドニア山脈を行進していると、ウェールズ吟遊詩人に遭遇し、詩人は王に呪いをかけた。
 詩人は、エドワード1世による3人の被害者キャドワロン、ウーリン、モルドレドの亡霊を呼び出し、プランタジネット朝の末裔に不幸をもたらせるようにした。
 続けてエドワード1世がウェールズからロンドンに帰還するとプランタジネット朝が終わり、チューダー朝になると予言した。

  
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