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【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-ac-004 |
主題名:ウェルギリウス Virgil |
【主題解説】 |
ウェルギリウスは、古代ローマの偉大な詩人で「牧歌」、「農耕詩」、「アエネイス」などを書きました。
特に「アエネイス」は、ホメロスの「イリアス」、「オデュッセイア」がモデルとされ、トロイ戦争後イタリアに流れ着いたアエネイスの奮闘が記され、それらが子孫のロームルスとレムスのローマ建国神話に繋がっていきます。
彼の作品は、西洋文学に大きな影響を与え、特にダンテの「神曲」にも亡霊となって登場します。
○アウグストゥス皇帝と妹オクタヴィアのため叙事詩「アエネーイス」を詠むウェルギリウス Virgil Reading Aeneid to Augustus, Octavia
この絵画主題では、初代ローマ皇帝アウグストゥスの後を継ぐはずだった息子マルケラスが死んでしまい悲しみに打ちひしがれ気絶してしまった母親オクタヴィアと、そのオクタヴィアを抱きかかえる初代ローマ皇帝アウグストゥス若しくはリフィア、そして彼らの運命と重ね合わせるようにローマ建国の叙事詩「アエネーイス」を詠むウェルギリウスが表現されています。
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関連絵画一覧 |
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ドミニク・アングル |
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