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【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-ab-014 |
主題名:聖イッタ Itta of Metz |
【主題解説】 |
聖イッタは、アウストラシア王国宮宰ピピン1世の妻で、ニヴェル修道院を創設したカトリックの聖人です。
〇「カンタベリー物語」(チョーサー著)の女子修道院長の物語(The Prioress's Tale)
彼女は、キリスト教殉教者リンカーンの小さな聖ヒューの話しをします。
(別にいる大人のリンカーンの聖ヒューとは違います)
キリスト教徒が住むアジアの町にいたユダヤ未亡人の7歳の少年が、聖マリアの前で、「救い主のうるわしき母」(アルマ・レデンプトリス・マーテル)を口ずさみ、その意味を上級生に教えてもらいました。
すると彼は、学校の行き帰りのユダヤ人街で、毎日その歌を歌い続けたので、ユダヤ人に殺され糞の山に捨てられました。
彼の母親が、自分息子の遺体を見つけ出すと、その遺体が「救い主のうるわしき母」を歌い始め、遺体が野生の馬に曳かれ喉を切られ吊るされても歌い続け、降ろされてやっと歌うのを止めたそうです。
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バーン・ジョーンズ |
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