インターネット美術館・世界の名画

【インターネット美術館・世界の名画】
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インターネット美術館資料室400-aa-031

主題名：パドヴァの聖アントニオ Anthony of Padua

【主題解説】

　パドヴァの聖アントニオは、12世紀頃のポルトガルのフランシスコ会の司祭、修道士です。
　彼は、ポルトガルのリスボンのお金持ちの家に生まれ、イタリアのパドヴァで亡くなりました。
　力強い説法と専門的聖書の知識で教会博士と呼ばれ、不滅の愛、恵まれない人々への献身でも知られ、教会史上最も早く列聖となったそうです。
　また、彼は、落し物のや失踪した人の守護聖人で、一般的に幼子のイエスを抱いた修道士の姿で表されています。
　聖フランシスコ会の修道士ということは、自分の財産をすべて教会に寄進し、貧民救済等に費消したのでしょうか。